ライフルチーム・スターチスは、
今年も秋の恒例行事、
全日本ライフル射撃クラブ対抗選手権大会
(300mの部)
に出場した。
この大会の競技種目は
300m3x20(3姿勢60発)
300mP60(伏射60発)
300mスコープP40(スコープライフル伏射40発)
3x20とP60はアイアンサイト使用のフリーライフル、
P40は光学照準器使用のライフで、
フリーライフルでもハンティングライフルでも
銃の形式は問わない。
ただしアイアンサイトの使用は禁じられる。
この大会、基本的には1種目3名編成の団体競技なのだが、
団体が組めないクラブチームにあっては個人エントリーも認められる。
なお、スコープP40は個人エントリー種目となる。
今回、スターチスの陣容は
300m3x20 スタMasa個人エントリー
300mP60 「い」選手、koba選手、スタMasa
以上団体
300mスコープP40 「い」選手、鉄砲夢物語選手、
波平選手が出場。
金曜日の夕方、夜勤明けのスタMasaは
秩父市に向かった。
前泊して試合に備えた。

翌土曜日、朝食後、試合会場の
埼玉県長瀞射撃場に向かう。
大会初日、300m3x20と、スコープP40が行われる。
3x20出場のスタMasaは指定された9的入る。


↑ スタMasaの銃。
シーレンDGA。口径.308Win.

使用実包は、弾頭シェラの150HPBT+
薬莢ノルマ+火薬IMR4064を44.1gr.初速2700fps見当+雷管RWSの
ハンドロード弾。

午前8時30分、準備時間開始。
午前8時45分、試射時間開始
3x20はK(ニーリング=膝射)から始まる。
快調に9店圏に収まったので、今日は行けるかな、と思った。
しかし本射に入ると、とんでない7点地獄に嵌まった・・・
Kの1枚目80点・・いくら何でもこれはないだろうと、落胆する。
Kの落ち込み激しく、次の姿勢P(プローン=伏射)にも影響、
Pの1枚目は89点・・・・・

最後の姿勢、S(スタンディング=立射)は、まるで当たる気がせずではあったが、
20発全弾、黒点内に収まってくれた。撃ち終えた時、圧倒的最下位をを確信した。
急ぎ道具を片付け、特に銃と弾は射場内のロッカーに格納し、
監的に入る。

この大会では、自分が撃たない時は、監的勤務に就く、
のがルールになっている。
相互協力して大会を運営する。


この日は3x20、スコープP40とも、2回転で終了した。
射撃終了40分位後、成績発表。
スターチスの「い」選手、スコープP40にて、
400点満射で優勝、
しかも国内最高記録のおまけ付きであった。
スタMasaの3x20は・・・・
圧倒的ビリを確信していたが、
503点と、わすかに500点を超え、
順位は5位(6人中)。
最下位は、なんとAAAの総帥N森先輩。
これまで見たこともないような絶不調のようであった。
試合終了後、秩父のホテルに戻る。

「い」選手も同宿。さらにkoba選手とも合流した。
「い」選手の案内で、秩父神社参詣の散歩に出る。


秩父神社は、西武秩父駅の裏側にあった。




旧い街並みを歩く。心地よい風情である。





西武秩父駅から、ゆっくり歩いて10分くらいすると、
秩父神社に着く。





神社の中は、意外に若い人たちが多く歩いていた。





一旦ホテルに戻る。
シャワーを浴びて、汗と硝煙を落とし、
スターチスの3人は、西武秩父駅近くの居酒屋に入る。
ミーティングを兼ねて、「い」選手の
国内最高記録優勝のミニ祝賀会を、
割り勘で実施した。

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