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2015年3月10日 (火)

さめざめ泣いた・・・午前10時の映画祭「砂の器」

全国の映画館のイベントで「午前10時の映画祭」というのがある。

昔の名画と評される作品を、午前10時1回だけの上映、
期間は2週間。
スタMasaは過去に、この映画祭で「シベールの日曜日」、「卒業」を観た。
2014年度の映画祭は今月で終わる。
昨年夏、茨城で上映された、松竹映画「砂の器」を見逃した。
この作品、これまでTV放映とVHSテープで観ていたのだが、
やはり劇場のスクリーンで観たかった・・。
今期最後の上映館の一つは、TOHOシネマズ宇都宮
仕事休みの火曜日の朝、北関東道路を使って宇都宮に向かった。
スクリーン8にて上映。料金は1,000円(学生500円)。
93席中、30人位の入りであろうか・・・
客層は中高年以上の男女、であった。
おそらく昔、劇場公開で観た人たちであろう・・・
この映画、一言で云えば、らい病に対する偏見差別がもたらした悲劇、
ということだろうか。
 差別と偏見に晒されながら懸命に生きる父と息子・・・
その父子に慈しみの心で、向き合う駐在所の警察官・・・
後半残り約45分から始まる、父と子の放浪の旅・・・
このへんから涙がこぼれてきたcrying
BGMは芥川 也寸志作曲の「宿命」・・・
父子の放浪と、警視庁合同捜査本部の捜査会議、
犯人和賀英良のコンサートが交錯する。
1974年の映画。 殺人事件を追う捜査一課の今西警部補に丹波哲郎、
所轄の若手刑事吉村巡査に森田健作、犯人の音楽家和賀英良に加藤 剛、
らい病の父に加藤 嘉、被害者の元警察官三木謙一に緒方 拳・・・
原作は松本清張の小説。スタMasaは原作未読。
映画の時代設定は1971年、原作は1961年。
「砂の器」は、この映画のほかに数回TVドラマになっている。
そのうちいくつか観た覚えがあるが、
どのTVドラマも、この映画を超えたものは無い。
時代設定に無理があったりなのだが、話の軸になっている
ハンセン病を出さないのが大きな要因だと思う。
長編小説を要領よく2時間半にまとめた監督は野村 芳太郎。
脚本は橋本 忍と山田洋次。
亀嵩駅での、父と子の別れのシーンで、
ついにスタMasaの涙腺は決壊した。
泣かせる映画ではあるが・・・
捜査会議で、和賀英良に対する逮捕状を請求、と言っているが、
物的証拠が見当たらない。
中央本線沿線で、吉村刑事が拾った布片に証拠能力があるとは思えない。
愛人島田陽子のアパートのドアから採取した指紋・・
そもそも指紋採取出来る法的根拠が見当たらない・・・
こういう状況では裁判所は逮捕状を発付しないと思うのだが・・・
ある意味、「ダイハード2」と同じような映画とも云える。
実包空包の取り混ぜとか、飛行機燃料の質とか、
不合理な点が多々あるも、強引に話を持って行くあたり、
「砂の器」と「ダイハード2」は同種類かもしれない。
さめざめ泣いた後、映画館が入っているショッピング・モールでランチ。
それから、宇都宮市内の銃砲店 に向かうrvcar
火薬、雷管、弾頭を購入して帰還した。
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Kaimono
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Powder
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↑ 火薬。IMR4895
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Percussion_cap
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↑ 雷管。セリエ&ベローのラージ・タイプ。チェコ製。
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Hp155
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↑ 弾頭。 30口径、シェラ、150gr(グレイン)、HPBT(ホローポイント・ボートテール)
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Hp110
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↑ 弾頭。 30口径、シェラ、110HP

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コメント

◎haruさん

そのシーン、小生もぼろ泣きでしたcrying
>DVD・・・わざわざ映画館で観ることもなく・・
ではなく、やはり一度は大きなスクリーンで観ておきたかったです。

私もその映画は心に深く残っています。

私の涙腺が崩壊したところは、加藤嘉が加藤剛の写真を見せられて「わしゃそんな男知らん!」っていうところと、緒方拳が最後の方の回想シーンで「なぜだ秀夫、あんな思いをした親と子だよ!」
っと説得しているシーンです。

ちなみにDVDも持っております。

◎鉄砲夢物語さん

泣かせる演出、今にして思えば、かなりあざとい感じですが、まんまと乗って泣いてきました。
 よくよく考えると、刑事手続き上、いろいろ問題ありで、裁判所が逮捕状を発布することはない思います。
 父親役の加藤嘉さん、この年、「野獣死すべし復讐のメカニック」に、悪徳銀行頭取の役で出演していたのですね。 
 丹波哲郎さんは、翌年からTV「Gメン75」の黒木警視正をしばらく演じました。
 緒形拳さんは、TVシリーズ「必殺仕掛人」が終わってからの映画でした・・・・ 

「砂の器」は松本清張による独特なミステリー展開にハンセン氏病という社会問題を取り入れた話題作でしたね。
映画では音楽家を演ずる「加藤剛」と刑事役の「丹波哲郎」による迫真の演技が印象的でした。

20年位前に清張さんが亡くなったときに、神田の書店の特設コーナーで、「点と線」「小説・帝銀事件」「砂の器」などの代表作を購入して読みました。

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